ルール違反すら楽しめる?やかんシールデザイン

今日は、BUROKI design さんがデザインした「やかん」をご紹介します。BUROKI(ブロキ)さんは、大阪を拠点にグラフィックデザインやホームページ制作などを中心に活動をしているフリーランスデザイナーさんです。偶然にも instagramでお見かけして、なんて素敵な発想なの!と感銘をうけて、紹介の許可を頂きました。

BUROKI(ブロキ)さんは、ルール違反した人を単純に悪いとするだけではなく、デザインという観点から守ってもらうにはどうすればいいのかを考えました。「回数によって変わっていくシールがあれば面白いし、楽しんで守ってくれるようになるのでは?」というアイデアから生まれたのが、このやかんシールデザインだそうです。

やかんシールデザイン by BUROKI design

第1段階は、「熱」 
なんという愛らしいデザインでしょうか? 
初回のルール違反なので、静かにふぅぅーと息を吐き出すだけで止まっています。

やかんシールデザイン by BUROKI design

第2段階は、「激熱」 
違反も2回目です。だいぶカッカとしてきました。
沸き立つ湯気がその表れでしょう。

第3段階 ・・・

第4段階 ・・・ 

と、なんと第5段階まで続くのです。
気持ちの高ぶりとともに変化していく 「やかん」 は必見です。
第3段階からの続きを見たい方は こちら からお願いします。

ヤカーリング

下町の風情漂うアーケードで生まれた熱きやかんバトル、それが「ヤカーリング」です。氷上のスポーツ・カーリングをまね、ストーンの代わりに、やかんを転がして投げる老若男女が楽しめる本格的な競技スポーツです。

2006年に大阪は三津屋商店街がトリノ五輪後のカーリングブームを受けて考案。ルールは2人1組で参加する。的を狙って真ん中に近いほど高得点、的から外れると0点となる。一人一投ずつ、合計2回投げ合うのを2回繰り返し、合計得点を競う。カーリング同様、やかんを当ててはじき飛ばしたり、やかんを邪魔な位置に置いたりすることも可能です。

また、毎年3月と8月には世界大会と称するヤカーリング大会を毎年二回行っており、年々参加者が増加している。たけぴもいつかは参加したいと思いながらペアが見つからず・・・時間だけが過ぎていく。誰か一緒に参加しませんか?

 

そうそう、この商店街のゆるキャラがまた素敵なんです。

その名は「みつかもん」

赤い頭のフタに青いスカーフを身に着けた妖精です。なんと愛らしい表情でしょうか。「みつやにカモンで、みつかもん」 ネーミングも素敵ですね♪

みつかもん