てるてるやかん

今朝、 あなたはだれと どんな言葉をかわしましたか?

仙台市若林区深沼海岸のすぐ近くに 『海辺の図書館』はあります。
さまざまな人生の物語が集まる場所。 昔の荒浜を知ること、 豊かな自然や営みを想像すること。 人と人とのつながりが静かに物語を奏でます。

東日本大震災で津波被害を受けた 仙台市若林区荒浜。
震災前は海水浴場と言えば荒浜(深沼海岸) 季節を問わず家族や友だち、 愛を語らう2人が集う場所でした。 ふるさとの記憶、におい、声… 荒浜のおおらかな空と海の青さは 両手いっぱい広げて いつでもおかえりと迎えてくれる場所

『てるてるやかん』は、 海辺の図書館の窓辺にいて 荒浜の景色を毎日眺めています。
変わりゆくものも、変わらないものも…

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2021年10月6日
写真絵本『てるてるやかん』が完成しました。
YOUTUBEにアップしたので見て頂けるとうれしいです。
https://youtu.be/jLKhvNMehAM

風景写真は全て仙台市若林区深沼海岸(荒浜)で撮ったものです。
ものがたりの途中で聞こえてくる小鳥の歌声、波の音、虫の声も全てここ荒浜で録音されたものです。荒浜とやかんの魅力を少しでも多くの方に届けられるといいな。
そしてぜひ機会があれば足を運んで頂き、五感の全てで荒浜を味わってくださいね。

苦労話し編

今回、ストーリーに合わせて写真を撮ろうとなりました。写真撮りにあたって特に苦労したのが、雨のシーンと満月のシーンです。
雨が降っても窓に雨粒が付かなければ、見た感じ雨っぽくない。雨が降る日を見定めて海辺の図書館へ行く日が続きました。雨が降っても風が強い日でなければ、窓ガラスに雨粒がつかないとか。雨粒が美しく映るように窓ガラスをキレイに拭いたりとか。いろいろありました。

満月の光の道も難易度が高かったです。まずは月1度の満月の日に晴れること、これが第一条件。次に夕方早めに海辺にいること、が第2条件。満月が上る時間って夕方早いんです。そうでなければお月様がドンドン高くに上がってしまうんです。自然を相手に写真を撮るって本当に大変なことだと再認識しました。

動画を作成するのもド素人です。これまた試行錯誤しながらの作業でした。全体構成をどうするか?表紙をどうするか?効果音は?BGMは?などなど考えたらきりがありません。コンテンツそのものの作成も一苦労。これ実はほぼパワポで作っているんです(小生、画像編集ソフトなど洒落たものは使えないので・・・)ユーチューバーってほんと大変なお仕事ですね。

こちら実は3部作の予定です。
のんびり気長にやっていきますね。
次回もぜひお楽しみに。